福島県郡山市の将棋情報

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将棋の上達方法4

1~3までで将棋の「ある程度まで」と「ある程度以上」の話をしました。ここからは「ある程度まで」の段階でお勧めする上達方法の話をします。

「ある程度まで」の特徴は以下のリンクに記載しました。この段階での技能の習得目標は以下の通りです。

将棋の上達方法2 - 福島県郡山市の将棋情報

  1. 将棋はこうやるものだ、を大まかに覚える。定跡と手筋の暗記。
  2. 短手数の詰む、詰まないの形を覚えて、瞬時に認識できるようにする
  3. 最低限の形勢判断の基準を覚える
  4. 頭の中で駒を動かせるようにする。この時点ではまだ数手レベルで良い

上記の内容は「ある程度以上」からするとかなり低レベルですが、これでもやばいレベルの情報量あります。要は「ある程度以上」というのはかなりの将棋中毒者です。先は長いので無理せず楽しくやるのが良いです。

なお、順番は1と2を並行して行い、3と4に進むという流れです。「ある程度まで」は1と2については量を重視の丸暗記で良いです。ぐだぐだ言っている理屈屋はそもそも考えられるだけの知識量を持っていないので伸びが遅いです。これが素直な人のほうが上達が速いと言われるゆえんです。この段階は受験勉強の手法と同じです。

2については短手数のハンドブックを使う人が多いと思いますが、単語帳と思ってもらえばよいです。1~5手レベルは最初から答えを見て丸暗記して下さい。我々はラーメンやカツ丼を見たら考えることなしに瞬時に認識できるはずです。短手数の詰みはそのレベルにする必要があります。なぜならそうなっていないと実戦で使い道がないからです。その理由は後述します。

長くなったので、詳細は次回以降で。