将棋というゲームの特徴の一部に
・難易度が高い。ルールを覚えただけでは何を指してよいかわからない
・カンニング禁止。覚えている知識だけで指さないといけない
・上達するには大量の知識を習得する必要がある
・持ち時間があるゲームなので知識を迅速に使う必要がある
があります。
上記で上げた特徴は受験の特徴と同じで、将棋の「ある程度まで強くなる上達方法」は受験勉強のプロセスと限りなく同じです。受験と違うのは仕方なくやるか、楽しくてやるか、くらいです。但し「ある程度以上」からは違います。(その理由も将棋の特徴に起因しますが、あえて上記のリストには入れていません)
「将棋が強くなると頭が良くなる」と言うのは将棋関係者のポジショントークとして有名ですが、それが受験に強くなることを意味しているのであればほぼ嘘です。将棋に特化した頭の使い方が上手くなるだけです。
その上で将棋が強い人が受験勉強をガチでした時、やる気次第ですが上達プロセスがほぼ同じなので効率よく成績が上がる、はあり得ると思います。
さて、上達プロセスというのは
・本やネット、上手い人から知識を入手して覚える
・実戦で試してみる
・実戦の振り返りをして、使った知識を次回以降の実戦でも活用できるようにする
です。早道はなくて、質は当然大切ですが量が足りなければ上達しません。上達速度は人それぞれですが地道にやれば何歳だろうが上達します。
その上で楽しくないと続かないですよね。辛いと将棋から遠ざかってしまうので。自分のペースでやるのが一番良いです。
なお、私の趣味は飲みながら料理をすることです。勝ち負けがなくて、料理が出来たら食べるだけなのでストレスが全くありません。
・直売所やスーパーなどで、気分で作る料理を決める
・ネットなどでレシピを調べる。なお、作り終わったら毎度忘れる。
・実際に作ってみる。飲みながらですが・・・。途中で出来上がっています。
・たまに奥さんに手助けしてもらう。将棋ウォーズで棋神を使うようなものです。
・家族で食べる。反省はするかもしれないが、次作る時には忘れている。
私の料理のレベルは永世初心者だと思いますが、将棋もこれくらいゆるくやるのが長く楽しめるコツなのかもしれません。(上手くならないですが)
「ある程度まで」と「ある程度以降」の話は次回以降で。